返報性の原理とは?

返報性の原理とは、他人から何か施しなどを受けると、お礼として何かお返しをしなければ申し訳ない気持ちになる、といった人間心理のことを指します。

特に他人から好意を寄せられると、こちらも相手に対して好感を覚えてしまう、といった場合がありますがこれを好意の返報性と呼び、恋愛テクニックに関する話の中でよく使われるキーワードの一つです。

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どんなシーンでよく使われるか?

施しと述べましたが、これは物だけではなく感情のような形のないものも含まれます。

プレゼントをもらえば、お返しをしなくてはと思う。
好意を示されれば、なんとなくこちらも好きになってしまう。

といった例は前述しましたが、それ以外にも、喧嘩した後、相手のほうから謝ってくると、こちらも謝ろうと言う気になる、などがあります。
これは譲歩の返報性と言って、相手が先に譲歩すると、こちらも譲歩で応じなければならない、という人間心理が働くからです。この譲歩の返報性は、ビジネスシーンでも恋愛においてもよく使われるテクニックと言えます。

  • 高額商品を執拗に薦められた後に低額商品に薦められると、つい購入しようという気になる
  • ナンパ男に執拗に言い寄られた後「5分でいいから、そこの喫茶店で」などと言われると「しょうがないな」とつい承諾してしまう

などが有名です。
上記の2つの例はドア・イン・ザ・フェイス・テクニックと呼ばれるもので、詐欺師ご用達の心理テクニックの一つなので、騙されやすい人は、要注意です。

一度振った相手が好きになる?

先ほども述べましたが、好意の返報性は、恋愛において大変有効です。
告白されて、その時は断ったのに、その後相手のことが気になり、気がつけば好きになっていた、という話はよく耳にするのではないでしょうか。
そういう意味では、好意は隠すものではなく、できれば、さりげなく伝えるもの、といったほうが良いのでしょう。

ただし、単純接触効果とは?でも述べましたが、昨今はストーカー犯罪などが多発する時代です。人の好意にもそれぞれ形がある、ということを誰もが理解しているので、あなたの好意を、誰もが必ずしも好意的に受け取ってくれるとは限りません。

もし、あなたの好意が相手に「不気味。気持ち悪い」と少しでも思われてしまったなら、好意の返報性は決して期待できないどころか、逆効果となり、好意を向ければ向けるほど、相手はあなたから遠ざかろうとするでしょう。

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