相手にイエスと言わせる交渉術

ビジネスにしろ、恋愛にしろ、人生には、絶対に相手にイエスと答えさせたいシーンが多々あります。

そんな時、もし、うまく相手に「はい」という言葉を発せさせることができれば。
そんなうまい交渉術はないだろうか。

そんな風に考えたことはありませんか?

結論から言うと、そういう交渉術は二つ存在します。

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人間を操る道具は飴と鞭

よく、飴と鞭という言葉で表現されるように、人間の心を支配し、思い通りに操る手段は古今東西、二つしか存在しません。

一つは鞭、すなわち恐怖です。

「はい」と言わなければ、大きな損失、あるいは命を落とすと思わすことができれば、ほとんどの人間が首を縦に振るに違いありません。

もう一つは飴、すなわち報酬。

今日の社会に生きる人間にとっての報酬とは、多くの場合、お金ですね。
そんなお金至上主義の現在の世の中で「頼みを聞いてくれれば、一億円上げる!」と言われれば、少なくとも、誰しも興味をもって耳を傾け、頼みを聞いてくれる可能性は非常に高いでしょう。

メリットとデメリットを想起させる心理交渉術

と、相手にYESと言わせる交渉術の要ともいえる二つの例えを挙げてみましたが、ここまで読んで、なーんだ、とがっかりした人が多いかもしれません。
それくらい誰でも知ってるよ、と。

しかし、上記のように、何も「命の危険」をちらつかさなくても「お金」を払わなくても、他人にイエスと言いたい気持ちにさせることはできます。

原理は、上記の飴と鞭の話と同じで、相手のリスクとリターンを想起させるような話し方をすることです。

例えば、好きな異性ををデートに誘う場合。

「食事にいかない?」

と単に誘うより

「俺、最近、めちゃくちゃ美味しい海老フライ食べたんだ。その店のエビフライときたら、衣はサクサク、中身はぷりぷり、もう、口の中ほくほくで、おまけにそのタルタルソースときたら、うまいのなんのって。どう、これから一緒に食べに行かない?」

と誘ったほうが、より効果的であることは理解してもらえるではないでしょうか。
つまり「これから俺と食事デートに応じてくれれば、美味しい海老フライを食べられるよ」つまり「美味しい海老フライが食べられる」というメリットを相手の頭にちらつかせ、さりげなく食欲を刺激するのです。

どうでしょう?
あなたがエビフライ大好物だとして、もしこんな風に食事に誘われれば、思わずイエスと言ってしまいませんか?

これがメリットを想起させる交渉術。
相手の好みの食べ物を事前に調査しておけば、効果は抜群です。

勿論、デメリットやリスクを想起させる交渉術も効果的ですが、やりすぎると「脅し」という犯罪行為になってしまいますので、使う場合は要注意。

しかし、実は、誰もが一度は、デメリットを想起させる心理交渉術を使った(あるいは使われた)記憶があると思います。

「ゲームばっかりしてないで勉強もちゃんとしないと、来月からお小遣いなしだからね」

なんて台詞、一度や二度、口にしたり、耳にしたことはありませんか?

これこそ、相手にデメリットを想起させ、ノーをイエスに変える交渉術です。

さりげなく、メリットやデメリットを、それとなくちらつかせることで、優位に交渉を進め、こちらの要求にイエスと答えさせる。

ちなみに、どちらかというと、メリットを想起させる交渉術のほうが、遺恨が残らないため、いろいろな場面で活用できます。

恋愛にしろ、子供の教育にしろ、やはり「デメリット」をちらつかせて、勝ち得た「YES」は、相手の心にしこりを残す場合が少なくありません。

できれば、メリットを想起させる交渉術を使って、上手に相手のノーの気持ちをイエスへと変えるよう、心掛けたほうが良いでしょう。

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