相手の嘘を見破る心理学

人間は嘘をつく生き物です。
一説によると、平均1日200回の嘘をつくとか。
もし本当だとすれば、世の中、嘘にまみれていることになります。
そんな世の中で生きる私たちにとって、相手の嘘を見抜けるか否か、は重要なスキルだと言えそうです。

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嘘を見破ることは可能か?

結論から言うと、不可能です(笑)。
何故なら、人によって嘘をつく動機、嘘をつく時の癖など、千差万別だからです。

よく嘘をつく時の人間の特徴的な行動パターンとして、以下のようなことが言われます。

  • 瞬きの回数が増える
  • 目が見開く
  • 視線を合わせない
  • すぐに話題を変えたがる
  • 鼻や額などを頻繁にさわる
  • 声のトーンが変わる
  • 落ち着きがなくなる
  • 聞いていないことまで喋る

この他にも、人によっては、いろいろ癖がでるようですが、こういった情報が何の役に立つのか、筆者にはわかりません。
何故なら、前述したように、こういった癖は100人いれば100人が違った癖を持っているからで、つまりわかりやすい癖の持ち主も居れば、非常に曖昧で判断に困る場合も多々あるからです。

また、大抵の人は嘘をつくことに良心の呵責を感じ、結果、挙動不審になったり落ち着きがなくなったりと、上記のような癖が思わず出てしまうわけですが、嘘をつく動機によっては、罪悪感を覚えることなく、人は嘘をつくことができます。

また、嘘が日常茶飯事で、全く、胸が痛まないタイプも存在します。

こういう場合は、上記のような癖は現れません。

とすれば、嘘を見抜く方法の決定版は存在しない、というのが常識的な見方と言えるのではないでしょうか。

家族や友人の嘘を見抜く必要性はあまりない

勿論、嘘を見抜くことは不可能ではありません。

相手のことをよく観察し、普段とのちょっとした態度の変化に気づく。
仮に嘘を見破るとすれば、こういった芸当をする必要があるわけですが、相手のことをよく観察するためには、当然、長い時間を共に過ごさなければなりません。

長い時間を共に過ごす相手と言えば、つまり、家族や恋人、仲の良い友達などです。
だから、恋人や親友が、あなたに嘘をついたとすれば、見破ることは不可能ではないでしょう。

が、家族や親友なら、その嘘は悪意がない場合がほとんどですから、はっきり言って、その嘘を見破る必要性は、あまりありません。

嘘をよくつく人は警戒心が強い?

というわけで、知り合って間もない人や赤の他人の嘘を見破るうまい方法はありませんが、「嘘つきかどうか」を見抜くためなら良い方法があります。

嘘つき、つまり嘘をよくつく人というのは、他人の嘘に対し警戒心が強い傾向にあります。
人間は、自分を中心に物事を判断する傾向があるので「自分が1日に100回嘘をつくタイプ」なら、他の人も同じくらい嘘をつく、と思いがちだからです。

凄腕の殺し屋が、自分が殺されるのを恐れて夜も眠れない、といった心理と似ているのかもしれません(笑)。

とにかく、知り合ってそれほど時間のたっていない恋人や友人が、他人の嘘に対して異常なまでの強い警戒心を持つタイプだったら、その人も同様に嘘を多用するタイプだと思っていいかもしれません。

それでも嘘を見破りたいなら

と、ここまで嘘を見破ることの難しさや必要性について話してきましたが、それでも「やっぱり他人の嘘を見破りたい。いい方法教えて」と思っている人は多いかもしれません。

そんな人は、コールドリーディングという心理テクニックをぜひ身につけてください。簡単ではありませんが(笑)。

コールドリーディングとは?

コールドリーディングとは、なんの前知識もなしに相手の性格や心理状態を言い当てたり、あるいは言い当てたと思わせる話術のことです。

コールドリーディングの使い手としては、フィクションの世界の話ですが、シャーロックホームズが有名ですね。
シャーロックホームズの世界では、初対面の人に対し「あなたは左利きですね」みたいに言い当てたりするシーンがよく登場します。

あれとよく似たことをするのがこのコールドリーディングで、詐欺師や占い師が多用することでも有名な心理テクニックです。

  • 最近、嫌なことがありましたね?
  • 最近、人間関係で悩んでいますね?
  • あなたは将来に不安を感じていますね?

こういう誰にでも当てはまるようなことを、さも読心術で読み取ったかのように相手に感じさせるわけですが、これ、言われたほうは、思わずドキリとしてしまいますよね。

もし、嘘をついているというやましい気持ちが少しでもあるのなら、効果は抜群です。

「○○さんって嘘をついたりするタイプ?」

こんな風に問われれば、もし、相手が本当に嘘をついているのなら「嘘を見抜かれているのかも」と思って、勝手に自白してくれる可能性は高まります。

また、この言い方なら、もし嘘をついていない場合も、相手を傷つけることはありませんよね。

コールドリーディングを使えば、100%とは言いませんが、うまくいけば、結構な割合で、相手に自白させることができるかもしれません。

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